防災対策(事業所編) ○消防用設備の点検及び維持管理 消防用設備等は、火災発生時にその機能が正常に作動するように点検し維持管理してください。 ○避難訓練の実施 火災時の任務分担を従業員各人に周知徹底させるため、通報連絡、初期消火及び避難誘導の訓練を実施して自衛消防隊員としての自覚と責任を認識させ、万一の際の適切な行動を身につけさせる。 ※特に、旅館・ホテル・病院・社会福祉施設等においては自衛消防隊の 手薄となる時間帯を想定した訓練を実施すること。 ○応援協力体制の確立 病院社会福祉施設等の自力困難者が入所している施設については、近隣住民やボラティア組織との応援協力体制の確立を図ること。 ○避難通路等の確保 避難口、廊下、階段及び避難通路等は、避難上支障となる障害物を置かないとともに、煙の拡散、延焼拡大の防止に重要な役割を果たす防火戸、防火シャッター等の維持管理の徹底を図る。 ○放火対策 放火による火災は、平成9年以降全国の出火原因の第1位になっています。 放火対策として、建物の周囲にはダンボール等の燃えやすい物品は放置しないように心がけるとともに、外部から容易に進入できないように対策を講じること。